頭痛・偏頭痛

頭痛・偏頭痛の原因や対処について

頭痛には、片頭痛、緊張型頭痛、群発性頭痛などさまざまな種類があります。その中でも最も一般的な緊張型頭痛は、推計で2000万人の人々が経験していると言われています。

頭痛の原因

頭痛は、首や肩甲骨、背骨を支える筋肉のコリや張り、筋肉の緊張により、痛みを感じる神経が刺激されることで引き起こされると考えられています。

緊張型頭痛

緊張型頭痛の主な原因は、生活習慣にあります。スマートフォンの使用やデスクワーク、車の運転などで長時間下を向いた姿勢が続くと、頭全体が締め付けられるような痛みが現れます。特に長時間同じ姿勢で作業した後に頭痛が起こることが多いです。持続時間は個人差がありますが、1時間程度で治ることもあれば、慢性的に頭痛が続くこともあります。

片頭痛

片頭痛は男性よりも女性に多く見られ、月経時のエストロゲン低下が引き金となることがあります。女性ホルモンのバランスが乱れると片頭痛が発生しやすくなるため、注意が必要です。

その他、アルコールやカフェインの摂取、睡眠不足、ストレスなども片頭痛の原因となります。

群発性頭痛

群発性頭痛は、眼周囲から前頭部、側頭部にかけての激しい頭痛が特徴で、数週間から数ヶ月にわたって発症します。夜間や就寝中に頭痛が起こりやすく、頭痛発生時には涙目や目の充血、鼻水や鼻閉、瞳孔の縮小（縮瞳）、まぶたの下がりなどの症状を伴うことが多いです。

当院での対応

当院では、患者様の頭痛の種類を的確に診断し、適切な治療を提供しています。世の中の頭痛のほとんどが緊張型頭痛または片頭痛だと言われています。

首や肩を支える筋肉が悪い姿勢で使われると、筋肉が硬くなり、酸素不足や栄養不足が生じます。この状態が続くと筋肉内にしこりができ、それがやがてトリガーポイントとなり、痛みを感じるようになります。また、支えられている関節の歪みを改善し、正しい姿勢を取り戻すことで、頭痛や肩こりの根本的な回復を目指します。